ゼクー・ステルスを選んだ理由と実釣レビュー

防波堤に置かれたゼクー・ステルスと釣り道具。エギングでの釣行をイメージした写真 釣り

ゼクー・ステルスを選んだ理由と、実際に釣りで使ってみた率直な感想をまとめました。
偏光グラスに何を求めるべきか、使って初めてわかることも多かったです。
視界・疲労感・釣果への影響など、実釣レビューを交えてご紹介します。

絶妙なフィット感で締め付け感なし

ゼクー・ステルスを掛ける時の写真。フィット感と顔へのなじみ方が伝わる構図。

選んだ理由の一つ目は、ステルスを掛けたときにこめかみの締め付けがまったくなかったことです。

これまで使っていた偏光グラスはこめかみの締め付けが強く、長時間掛けていると痛くなって、装着していられないほどでした(私の頭が大きいのかもしれません…)。

それに比べてステルスは、顔を包み込むようなやさしいフィット感で、掛けていることを忘れてしまうほど快適。
とはいえ緩すぎるわけではなく、外れてしまう心配もありません。

一日中使っても疲れにくい!超軽量フレーム

ゼクー・ステルスをキッチンスケールに載せた写真。実際の重量32gが確認できる。

二つ目の理由は、ゼクー・ステルスがわずか32gという軽量設計で、とにかく軽いことです。
前後のバランスも良く、掛け心地も快適なので、長時間の釣行でも偏光グラスを掛けていることによる疲れがまったくありません。

ゼクーの偏光グラスは、偏光レンズで定評のあるタレックス製のプラスチックレンズを採用しています。
タレックスにはガラスレンズとプラスチックレンズの2種類がありますが、ゼクーは軽量なプラスチックレンズを採用しているため、軽さと掛け心地の良さを両立した偏光グラスになっているのです。

偏光グラスのもうひとつの有名ブランド「サイトマスター」と最後まで迷いましたが、サイトマスターはガラスレンズ、ゼクーはプラスチックレンズという違いが、最終的な決め手になりました。

「タレックスってどんなレンズ?」と気になった方は、公式サイトを見ると納得できると思います。
👉 タレックス公式サイトはこちら

広い視界と高い遮光性。大きめレンズの安心感

ゼクー・ステルスを正面から撮影した写真。大きめレンズによる視界の広さが分かる。

三つ目の理由は、レンズが大きめに設計されていること。
スペックや商品画像を見ても「視界が広くて遮光性も高そうだな」と感じていました。
サイトエギングでは視野の広さが重要なので、そこは期待していた部分です。

実際に使ってみると思っていた通り、横目で海面をチェックしても視界の端までしっかり偏光されているのを実感しました。
エギの後ろについてくるイカも丸見え、サイトエギングでの信頼感が違います。
また、遮光性も高く、フレーム端からの光の入り込みが少ないのも大きなメリットです。
朝夕のローライト時や逆光気味の状況でも、目が疲れにくく、しっかり見える感覚があります。

絶妙なフィット感に加えて、軽さと視界性能の両立──それが、私がゼクー・ステルスを選んだ決め手であり、選んで本当によかったと思える理由です。

ちなみに、この掛け心地は実際に試着してみるのがおすすめです。
取扱店で試してみることで、自分の顔のサイズや好みに合うかどうかをしっかり確認できます。
ゼクーの公式サイトでは、全国の取扱店情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

👉 ゼクー公式サイト:取扱店舗一覧

極薄の折りたたみケースに感動

これは購入後に分かったことですが、ケースが折りたたみ式の超コンパクト設計だったこと。
場所をとらずバッグのすき間にもスッと収まり、持ち運びのわずらわしさがありません。

偏光グラスを掛けている時はケースは折りたたんでコンパクトに。偏光グラスをしまうときはケースを展開してハードケースに早変わり。大切な偏光グラスをしっかり保護してくれます。

ゼクーの、こうした細かな部分にまで使いやすさへのこだわりが感じられて、ちょっと感動しました。

朝マズメ、夕マズメでも裸眼よりはよく見える!

夕暮れ時の海とゼクー・ステルスを一緒に写した写真。ローライトでも使える雰囲気を表現。

私が使っているレンズ種類は「トゥルービュースポーツ」
全天候型で時間を選ばずオールマイティに使えるレンズということで最初の1本目に選ばれやすいレンズです。

このレンズでも朝マズメ、夕マズメの光量が少ない時間帯でも、裸眼よりはるかに視認性をキープしてくれます。
特にこの時間は時合なので、一投ごとの集中力を支えてくれる存在になります。

また、朝マズメ、夕マズメに特化したレンズは「イーズグリーン」や「ライトスポーツ」。2本目を買うならこのどちらかということで私も検討中です。

偏光グラスならエギに反応するイカが丸見え

ゼクー・ステルス越しに海を見た写真。偏光レンズの視認性が体感できる構図。

偏光グラス全体にいえることですが、浅い場所や海面付近なら海の中が丸見えになります。
今までぼんやりしていた「アオリイカっぽい影」が、はっきり見えるようになりました。

特にサイトエギングではその威力が絶大。エギに襲い掛かる瞬間が分かるので「見てから合わせる」楽しさが味わえます。集中力もそこに使えるので、結果今まで気づかなかった当たりを取れるようになり、釣りの質がグッと上がりました。

見えることで勉強になったこともあります。アオリイカは興味があってエギを追ってきているときは体色が薄い色です。そしていざ捕食、抱くぞ!ってときは体色が一瞬で真っ黒になります。捕食スイッチが入った瞬間が見える!これから当たりが来る!集中!──その瞬間がたまりません。

もっと早く買っておけばよかった

正直、ゼクー・ステルスの価格は安くありません。

・定価:¥28,600(税込み)
・実売:¥21,000~25,000

最初は「偏光グラスにこの値段はちょっと高いな…」と感じて、購入をためらっていました。でも、いざ使ってみると「もっと早く買っておけばよかった!」と思わせてくれます。

また、購入前に店頭で試着してみるのがおすすめです。
偏光グラスは掛け心地やフィット感が大事なので、実際に自分の顔に合うかを確かめてから選ぶと失敗がありません。

ゼクーの公式サイトでは、全国の取扱店情報が掲載されています。
👉 ゼクー公式サイト|取扱店舗一覧

中でも一番おすすめなのが直営店(大阪)
品揃えも豊富で、知識やノウハウのあるスタッフさんが相談にのってくれるので、選ぶ基準がよくわからないという人にもぴったりだと思います。
近くに住んでいる方なら、まずは一度足を運んでみる価値はあると思います。

偏光グラスで釣りそのものが上達した理由

釣りロッドと一緒に置かれたゼクー・ステルス。釣行アイテムとしての雰囲気が伝わる写真。

正直、ステルスを使ってなかったら、自分の釣りは伸び悩んでたと思います。
使い始めてから、イカの動きが見えるようになって、「ここで止めたら抱いてくるんだ」とか「あ、興味がなくなって離れていった。なんで?」の試行錯誤ができるので釣りがかなり上達しました。
まだ距離があって見えないときや夜釣りのときも、海中でもそのイメージをもってエギングできるので何も考えない時間がなくなりました。

「もっと早く出会いたかった」と思える偏光グラスに出会えたのは、釣り人生の中でも大きな収穫でした。エギングを本気で楽しみたい人ならゼクー・ステルスは間違いなく“手に取って損はない一本”です。

スペックやレンズカラーのラインナップなど、ゼクー・ステルスの詳しい情報は公式サイトで確認できます。
👉 ゼクー・ステルス|公式商品ページ

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