最近グラボ掃除してないなと思い、掃除を決意。
いつもはささっと埃を落とすくらいですが、今回は気合を入れて分解掃除、グリスアップまで行います。
一瞬壊れたかもと思う事態もありましたが、事なきを得たので記事にします。
分解
用意するもの
・キムワイプ(ウェットティッシュなどなるべく塵のでないもの)
・グリス(MX-4など)
・エアダスター(ブラシで代用可)
・綿棒(無くてもOK)
・分解用の工具
とりあえずグリスと工具があれば、他のものは家にあるもので代用可能です。
グラボの分解は保証対象外になるので、慎重に実施可否判断しましょう。
分解清掃
MSI GTX970
2015年に購入して以来ずっと使っています。
分解掃除はこれが初めて。
背面のネジ類を外していきます。
MSIのシールが貼りつけられたネジがあります。
おそらくこれを剥がすと保証対象外になると思われます。
ネジとコネクタ類を外すと、本体とクーラーに分解できます。
本体の方は埃などの汚れは全然ないです。
グリスは完全に干からびていました。
キムワイプで落としていきます。
綺麗になりましたが、チップ周辺にコンデンサがあるので、慎重に掃除しました。
一つでも外れたらジエンドかも。
クーラー側は拭くだけ簡単。
クーラー側の分解にはヘキサゴンドライバーが必要。
ツインファンのパネルを分解するのに必要ですが、分解しなくても掃除可能です。
ヒートシンクとファンの分解はプラスドライバーだけで大丈夫でした。
ファンとヒートシンクを分解。
埃やばい。
エアダスターで吹きましたが、取り切れませんでした。
たぶん何年も放置していたので、こびり付いているんだと思います。
仕方ないので、靴用のブラシで掃除しました。
靴用のブラシ、めっちゃ汚れ落ちました。
ヒートシンクなど、半導体以外のパーツはブラシでいいと思います。
見違えるように綺麗になりました。
掃除はこの瞬間が気持ちいい。
グリスアップ
本体側にグリスをちょこんと乗せて。
あとはクーラーを乗せれば勝手にグリスが広がります。
広がり具合を確認するために、一度開ける。
塗りすぎた。
量が多すぎた。
グリスがはみ出している。
しかも周辺のコンデンサ巻き込んでる。
グリスでコンデンサ同士ショートするのかな?
終わったかも。
慎重にフキフキして、一応見れる状態に。
大丈夫かな。(大丈夫でした。)
もう一度、本体とクーラー脱着。
今度は大丈夫そうです。
元通りに組みました。
めちゃきれいに。
気持ちは新品ですね。
分解清掃の効果を検証
FF14ベンチを回して、GPUの温度変化を検証します。
思ったより効果が大きくて驚いています。
開始からの上昇角度は似ていますが、掃除後は70℃前半で頭打ち。
掃除前は80℃頭打ちだったので、10%くらい温度が下がりました。
スコアは微増。
誤差かな?
とはいえ、初めて12700台に乗せました。
これも掃除効果か。
グラボの掃除は有効
温度推移比較からわかる通り、グラボの掃除は効果ありです。
ベンチマークスコアは微増でしたが。
ただ保証の問題もあるので、分解は保証期間を過ぎてから行いたいところ。
このMSIのグラボはクーラーとファンの分解には保証ネジが使われていなかったので、クーラーとファンの掃除は積極的に行いたい。
頻度は環境にもよりますが、6か月~12か月でしょうか。
グリスアップをするための分解は、保証期間過ぎてから実施でいいと思います。
それまではメーカーも保証してくれることですし。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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