みなさんお疲れ様です。
先日、メインPCの電源ユニットが故障したので買い替えることになりました。
その電源は購入してからまだ半年足らず。
品質の重要性を理解し、今回は調べに調べた結果「DEEPCOOL」の電源を購入することに。
この記事では、数あるメーカーの中で、なぜ「DEEPCOOL」の電源に行きついたのか?について紹介していきます。
電源ユニット買い替え検討中の方、興味のある方、是非読んでいってみてください。
SUPERFLOWER故障の経緯
まず故障した電源ユニット「SUPERFLOWER LEADEX III」について経緯を簡単に説明します。
購入したのは9月ごろ、故障したのは翌年1月。
半年もしないうちに故障しました。
故障内容は、モーターの回転音のような異音がするというもので、普通にうるさいレベルです。
「SUPERFLOWER」は品質も良いと評判だっただけにガッカリ。
精密機器なのでハズレを引いたんでしょうが、それでももう「SUPERFLOWER」の電源をもう一度買おうという気にはなりませんでした。
電源は5年保証だったので購入店舗へ持ち込みすることになりました。
修理中は別の電源ユニットが必要ということで、「DEEPCOOL」の購入に至ったというわけです。
DEEPCOOLを選んだ理由
ここからは「DEEPCOOL」を選んだ理由について、ひとつずつ紹介していきます。
価格の安さ
まずは価格の安さです。
「SUPERFLOWER」は高かったのに故障しました。
サブPCの「玄人志向」の電源は安価ですが、3年経っても不具合なし。
決して高い=安心というわけではないことを学びました。
そもそも電源ってそんな故障するパーツじゃないような・・・。
それで今回は電源選びにあたり、まずは価格コムで電源ユニットの価格を調べてみました。
候補の電源はGOLD認証、650~850Wです。
メーカー | 650Wモデル | 価格 | 750Wモデル | 価格 | 850Wモデル | 価格 |
ANTEC | NeoECO Gold NE650G | ¥13,778 | NeoECO Gold NE750G | ¥10,980 | NeoECO Gold NE850G M | ¥15,980 |
DEEPCOOL | PQ650M | ¥10,980 | PQ750M | ¥11,480 | PQ850M | ¥12,980 |
玄人志向 | KRPW-GK650W/90+ | ¥12,980 | KRPW-GK750W/90+ | ¥11,798 | KRPW-GA850W/90+ | ¥13,218 |
COOLERMASTER | V650 GOLD V2 | ¥15,980 | V750 GOLD V2 | ¥15,980 | V850 GOLD V2 | ¥18,806 |
SUPERFLOWER | LEADEX III GOLD 650W | ¥17,159 | LEADEX III GOLD 750W | ¥19,980 | LEADEX III GOLD 850W | ¥17,980 |
容量別に価格を比較すると、「ANTEC」「DEEPCOOL」が安価、「COOLERMASTER」や「SUPERFLOWER」が高価な部類に。
「SUPERFLOWER」は高くても故障したし、同価格帯の「COOLERMASTER」は遠慮しておきます。
安さ重視なら「玄人志向」と思っていましたが、こうやって比較してみると、「ANTEC」や「DEEPCOOL」のほうが価格では下回っています。
保証期間
今回「SUPERFLOWER」の電源が故障した時に確認したのが、「保証期間」
今まで運よく、初期不良や保証対応を受けることがなかったので「保証期間」についてはあまり気にしていなかったのですが、今回は電源選びにあたり「保証期間」は見逃せないポイントになりました。
先ほどの電源をメーカーごとに保証期間を調べてみたのが、コチラの表です。
メーカー | 保証期間 |
ANTEC | 7年 |
DEEPCOOL | PKシリーズ 5年 PQシリーズ 10年 |
玄人志向 | 3年 |
COOLERMASTER | 10年 |
SUPERFLOWER | 5年 |
最長は「DEEPCOOL」と「COOLERMASTER」の10年、最短は「玄人志向」の3年。
保証期間が長いということは、それだけ製品に自信があるということでしょうか。
高くて保証の長い「COOLERMASTER」は分かりますが、安くて保証も長い「DEEPCOOL」は逆に怪しい?
しかし、ここは深読みせず、価格の安さ、保証の長さを両立している「DEEPCOOL」一択ということになりました。
それにしても「玄人志向」の保証期間は短い。
逆にいさぎよい!
PQシリーズとPKシリーズ比較
DEEPCOOLの電源には大別してPQシリーズとPKシリーズがあります。
今回僕が購入するのは「PQシリーズ」で、「PKシリーズ」はより安価なモデルです。
両者を比較してみたのがコチラ。
PQシリーズ | PKシリーズ | |
ケーブル | フルモジュラー | プラグイン |
認証 | ゴールド | ブロンズ |
OEM元 | Seasonic | CWT |
保証期間 | 10年 | 5年 |
価格 | 550W なし 650W ¥10,980 750W ¥11,480 850W ¥12,980 | 550W ¥6,380 650W ¥6,980 750W ¥7,980 850W なし |
特筆すべきは保証期間。
PQシリーズが10年に対し、PKシリーズは5年です。
保証期間の違いは、OEM元によるもの。
PQシリーズはSeasonic社製、PKシリーズはCWT社製なので、中身の品質がそもそも違うのです。
ただその分お値段もかなり抑えられているので、最安を目指すのであればPKシリーズでしょう。
今回最終的に購入したのは、PQ750です。
外装箱も綺麗で、スリーブも拘った感じがあり、とても安物には見えません。
中身の包装も丁寧で、品質の高さがうかがえます。
DEEPCOOL実際使ってみて良かった点
静音性
特筆すべきは「静音性」です。
セミファンレスなので、常時ファン回転モードと、低負荷時はファンが停止するファンレスモードがあります。
ファンレスモードのON/OFFは背面スイッチで切り替え可能。
私は常時ファン回転モードで使用していますが、すごく静かです。
本当に無音レベルなので、静音性に関してはとても満足しています。
正直、静音性は普通くらいだろうと思っていたので、嬉しい誤算になりました。
デザイン性
フルモジュラー式なので、必要なケーブルだけ繋げばいいので配線周りをすっきりさせることができます。
外装もマットな仕上がりで美しいです。
電源は一度組み込んでしまえば見えなくなりますが、ケースによっては見せることができるので、見せる電源にしたい場合にもこの電源なら満足できるでしょう。
ひとつ惜しいのは、この電源はブラックだけなので、ホワイトもあれば完璧でした。
DEEPCOOLは、CPUクーラーやPCケースはホワイトやブルーなど、ポップな色がラインナップされているので、電源ユニットも同じようにホワイトなどの配色が追加されることを期待しています。
最後に
以上が今回「DEEPCOOL」の電源を選んだ理由でした。
自作PCは一度組めば、頻繁に買い替えるものでもありません。
いざという時のために、保証期間の長いものや信頼できるメーカーや店舗で購入することをお勧めします。
また、今回修理中の代用品として「DEEPCOOL」の電源を購入したので余計な出費になりました。
前回使っていた「ANTEC」の電源は「SUPERFLOWER」購入とともに手放してしまったので、こういう時のためにとっておくべきだったと後悔しています。
自作しているみなさんも後悔しないよう、いざという時のために備えておいてくださいね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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