実際組んで分かった【MACUBE110】の良し悪し

パソコン

皆さんお疲れ様です。

今回は人気のPCケース「MACUBE110」を実際に組んでみて、良かった点、悪かった点を紹介します。

PCケースの人気ランキング上位にいつもいるこの「MACUBE110」
そんなに良いものかと気になって購入し、組み立ててみました。

実際組み立ててみて気づいたことや、良かった点、悪かった点を紹介していきます。

MACUBE110を買おうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
この記事を読んで「悪かった点」もアナタにとって許容範囲内であれば、買って損はないと思います。

MACUBE110の概要

簡単に概要から。

MACUBE110はDEEPCOOLから発売されているPCケース。

DEEPCOOLはPCケース以外にも、CPUクーラーや電源ユニットもリリースしており、安価ながら品質が良いことで人気のあるメーカーです。

■MACUBE110スペック

対応マザーボードMicroATX
MiniITX
対応グラフィックボード320㎜まで
電源規格ATX
ドライブベイ3.5×2
2.5×2
サイズ225x431x400㎜
重量6.2㎏
容量38.7L

対応マザーボードは「MicroATX」以下、グラボも320㎜まで組み込み可能、さらにグラフィックカードホルダーも標準装備、ガラスパネル、フロントドライブベイ非搭載など、必要なものは組み入れ不要なものは削ぎ落とす、今のニーズを追従したPCケースという感じです。

MACUBE110の良かった点

価格が安い

価格:¥6,000前後

これが人気のある一番の理由だと思います。

不要なものは削ぎ落しコストダウン。
デザインもシンプルにすることでシェアも広がり、結果的に価格を抑えられるというわけです。

私も気が付けば電源ユニットやCPUクーラーやファンもDEEPCOOLで統一されていました。

どれもトラブルなく、静音性も高いのでオススメです。

塗装が綺麗

塗装はマットな仕上がりで非常に綺麗です。

テカテカしたメタリックな塗装ではなく、反射しない濃い白で統一されています。

メーカーロゴも控えめでケースデザインも気に入っています。

マグネット式強化ガラス

側面はガラスパネルになっていて、PCケース内部が見えるようになっています。

安っぽいアクリルパネルではなく、ガラスパネルなので傷もつきにくく、高級感すらあります。

ただ、その分重量があります。

ガラスパネルはマグネットで固定するタイプ。

簡単にパネルを取り外せるので、ちょっと確認したいときなど非常に便利です。

また、マグネットが外れただけではパネルが倒れないように設計されていて、安心できます。

グラボホルダーが標準搭載

年々グラフィックボードの性能向上とともに、サイズも大型になってきています。

グラボそのものの重量で、自身が曲がってくるという。

その対策でつっばり棒やブラケットが登場するようになりましたが、MACUBE110はグラフィックカードホルダーが標準搭載です。

これは素晴らしい!

必要なければ折りたたむことができるので、不要なユーザーも困ることはない。

それどころか、今必要なくても、今後必要になる可能性もあるので、搭載されていてもデメリットは皆無です。

前面端子がケース上部にある

最近はこういう端子がケース上部に配置されているPCケースも多くなってきました。

小型PCでもない限り、PCケースはデスクより低い位置に配置ことが多いと思います。

昔のPCケースは前面配置が普通で、USB端子やオーディオ端子を挿す時に端子が挿しにくい、イヤホンなどケーブルが微妙に長さが足りないという悩みが。

上部配置だと、USBの向きも一目で分かるし、電源も入れやすいです。

この仕様はマジで有能です。

SSDの設置がツールレス

今回はSSD非搭載で組みましたが、2.5インチベイSSDならツールレスで取り付け可能です。

何気にこれも便利。

欲しいところに欲しい配線開口部がある

組んでみて思ったのは、配線を綺麗に見せるための工夫が随所にみられるということ。

ガラスパネルなので内部を見せる前提の設計なのでしょうが。

マザーボード、グラフィックカードなど各パーツ端子の最短位置に、裏から電源ケーブルを通す開口部が配置されています。

組みながら、このケーブルはこの開口部に使うというのが直感的に、誰でも簡単に分かる設計になっているのも評価できる点でした。

この仕様のおかげで、すごく綺麗に配線することができました。

MACUBE110の悪かった点

内部が暗く視認性が悪い

ケース外側は白ですが、内部は黒です。

なので視認性が悪いです。

組む時も暗い、組んだ後も暗い。

LEDパーツを組めば明るくなりますが。

せっかくガラスパネルで見せるPCケースであるなら、内部も明るい色であればと思います。

もしかしたら内部は黒が良いという方もいるのかも。

電源ユニットが隠れる

このPCケース、電源ユニットは底部に取り付けることになるので、完全に隠れてしまいます。

電源ユニットも見せたいPCを組むのであれば、MACUBE110は完全に候補外。

ただ、無骨な見栄えの良くない電源ユニットの場合は、逆に隠れることがメリットなのかもしれません。

フロントドライブベイがない

このPCケースもフロントドライブベイがないので、光学ドライブなど取り付けることができません。

DVDが見れない。

最近のノートPCなんかも、ディスクスロットがないものが主流になってきているので、ニーズが低まったということでしょう。

光学ドライブを使いたい方は気を付けてください。

サイズが大き目

左から
・SAMA IM01
・DEEPCOOL MACUBE110
・GALLERIA フルタワー

MicroATXケースにしては、サイズが大き目です。

サイズ:225x431x400㎜
容量:38.7L

MicroxATXで最小級だと「SAMA IM01」が、21.9L。

IM01と比べると、その差が良く分かります。

フルタワーに迫る勢い。

ただ、私は悪い点として挙げましたが、冷却性能、内部が広くて組みやすいなどメリットとして挙げることも可能です。

この辺りはどういうPCを組みたいかで変わってくると思います。

「SAMA IM01」の記事はコチラ

MACUBE110を買おうか悩んでいるアナタへ

繰り返しになりますが、この悪い点が許容範囲内、妥協できるのであれば「買い」です。

逆に悪い点が妥協できないのであれば候補外。

妥協できないが、安価だからというので買うのであれば後悔すると思います。

PCケースは滅多に買い替えるものでもないので、2~3万で理想のPCケースが手に入るのであれば、絶対にそっちのほうが幸せになれるし、満足度も高いです。

私も白いPCが組みたいときに、割高の白いグラボを購入しましたが、本当に妥協しなくて良かった。
未だに、あの時割高の白いグラボを買って正解だったと心から満足しています。

皆さんにも、買ったときだけではなく、買った後も末永く満足のいく買い物をしてほしい。

そんな思いです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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