釣り場に落ちている仕掛け、糸くずゴミ、あなたも一度は目にしたことがあるはず。とくに釣り糸は環境への影響も大きく、見過ごせない問題です。そんな中、ジャクソンから登場した「セレクテッドポッシュ」は、コンパクトに携帯できるエコなゴミ入れ。今回は、実際に使ってみた感想と活用シーンを詳しく紹介します。
セレクテッドポッシュとは？
釣り場のゴミ問題をスマートに解決
釣りをしているとどうしても出てしまうのが、リーダーの端糸や切れたワームなどの小さなゴミ。特にナイロン・フロロの糸くずは自然分解されにくく、環境負荷も大きいため、放置は厳禁です。
「セレクテッドポッシュ」は、そんな釣行時のゴミをスマートに持ち帰るための携帯用ゴミ入れ。マナー向上のためにも、釣り人なら一つ持っておきたいアイテムです。
ジャクソンらしいシンプルで機能的なデザイン
見た目はとてもシンプルで、ジャクソンのロゴがさりげなく入っているだけの控えめなデザイン。カラビナ付きで、バッグやベルトループ、Dカンなどに簡単に取り付けられます。脱着もスムーズなので、釣りスタイルに合わせてバッグやライフジャケット、タックルボックスなどに付け替えるのもラク。
カラーは落ち着いたブラックやグレーのほか、シンプルなものからポップなカラーまで揃っており、どんなスタイルにも自然になじみます。
実際に使ってみた感想
軽くて持ち運びやすい
手のひらサイズでとにかく軽量。素材はシリコンですがしっかりしており、重さを感じないので、ライフジャケットやバッグに付けても邪魔になりません。わたしはショルダーバッグとライフジャケット、ライフベストに付けていますが、まったく邪魔になりません。
開口部が広くて糸くずも入れやすい
開口部はフラップ式になっていて、丸めた糸くずなども指で軽く押し込むだけでスッと入ります。一度入れたゴミが外に出にくい構造になっているのも安心。片手で扱える手軽さもあり、釣りの合間でもストレスなく使えます。
使い終わった後の手入れもラク
素材はシリコン製で、汚れてもタオルなどでサッと拭き取るだけできれいになります。中に溜まったゴミは、釣行後に家でまとめて処理すればOK。臭いや汚れもつきにくく、気になることはほとんどありません。釣り道具として、手入れが簡単なのは大きなメリットです。
どんな人におすすめ？
全ての釣りユーザーに
ルアー釣り、エサ釣り、船釣り──どんな釣りでも、糸くずは必ず出ます。千切れたワームも立派なゴミです。
わたしの釣りで特にゴミが多くなるのは投げ釣り。フグの猛攻にあえば、ハリスの交換は頻繁にあるし、フックが伸びたり折れたりすればすぐ交換。一日に何度も結び直すことになります。
今までは、切った糸くずをとりあえずカバンやバッカンに突っ込んでいて、気づけば中がゴミだらけ。帰宅後にまとめて処理するのも面倒で、正直ちょっとしたストレスでした。
でもポッシュを使うようになってからは、その場ですぐにゴミを分けて入れられるので後片付けが圧倒的にラクに。釣りの気持ちよさを最後まで保てるようになりました。
アウトドアや日常使いにも
釣り以外の場面でも活躍するのがポッシュのいいところ。たとえば、お菓子の袋やちり紙、使い終わったウエットティッシュなど、ちょっとしたゴミを入れておくのにも便利です。
カラビナ付きなので、バッグやベルト、リュックなどいろいろな場所に取り付けられて、シーンに合わせて使いまわしできるのも嬉しいポイント。
カラーバリエーションも豊富で、アウトドアや普段使いでもまったく違和感なし。バッグやベルトにぶら下げておけば、どこでも気軽に使える万能ポーチです。
注意点と気になるところ
容量は控えめなので過信は禁物
穴径は４ｃｍ程度なので、ワームパッケージなどの大きなゴミには不向きです。あくまで糸くずやワームの破片、丸めて小さくできるようなゴミに向いています。大きなゴミが出る場合は、別のゴミ袋との併用がおすすめです。
便利だけどちょっと高いかな
コンパクトで便利なアイテムなんですが、正直「ただのゴミ入れにしてはちょっと高いかな？」と感じる人もいると思います。
でも実際に使ってみると、丈夫で壊れにくいし、釣り以外でも使える場面が意外と多いんです。
一度買えばずっと使えるので、見た目や持ち運びやすさ、使いやすさを大事にしたい人には、十分アリなアイテムだと思います。
まとめ｜ひとつ持っておくと安心。釣り人のマナーグッズとしても◎
釣行時のちょっとしたゴミをスマートに処理できる「セレクテッドポッシュ」。釣りの技術だけでなく、マナーや環境への配慮も大切にしたい人にとって、まさに“持っててよかった”と思える道具です。
最近では、若い釣り人がこうした携帯ゴミ入れを使っているのをよく見かけます。そういう人を見ると、自然と「いい釣り人だな」と感じるし、ちょっとした仲間意識も芽生えます。
釣果よりも先に、釣り場をキレイに保つ意識を持つことが、いい釣り人への第一歩かもしれません。
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