みなさんお疲れ様です。
そろそろ寒くなってきて、釣りに行くのが億劫になってくるこの季節。
特に手の防寒対策は手袋くらいしかないと思っていましたが、「巻きポカ」なる商品を見つけたので早速レビューしていきたいと思います。
冬の防寒対策の参考になればと思います。
巻きポカとは
巻きポカとは、一言でいえば「カイロが仕込めるリストバンド」です。
カイロで有名な、小林製薬の「桐灰」から発売されています。
巻きポカは手首用と足首用があり、どちらも¥700ほどです。
中身は巻きポカの他に、巻きポカ専用の温熱シートが4枚付属しています。
使い終わったら、温熱シートだけ別売りしているのでそれを買ってねってことです。
私が巻きポカを買いに行ったときは、足首用の在庫は潤沢でしたが、手首用は全然在庫がありませんでした。
4件目のドラッグストアでようやく見つけることができました。
この時季になると在庫薄くなるようですね。
巻きポカ-手首用-
巻きポカ手首用はリストウォーマーが筒状になっています。
外側にポケットがあるので、そこに専用の温熱シートを仕込んでおき、手首を通してマジックテープで固定。
筒状になっているのは、片手でも固定できるようにするためですね。
なるほどと思いましたが、その分厚みが出るのが難点です。
また、生地自体も温かいのですが、ストレッチ性は皆無です。
ストレッチ性があればかなり高評価でした。
巻きポカ-足首用-
巻きポカ足首用は手首用とは違い、ベルト状になっています。
同じようにポケットがあるので、そこに専用の温熱シートを仕込んで、足首に巻き付けて装着。
手首用とは違い、こちらは厚みが出ません。
結構温かい
これを装着して何度か釣りに行きましたが、結構温かいです。
有ると無いでは段違いです。
手だけでも¥700でこの快適が得られるのであれば、費用対効果抜群です。
以下手首用のレビュー
手首も温かいのですが、手自体も温かくなります。
これは手首で温まった血液が指先まで循環しているから。
手首でも太い血管は外側にあるので、巻きポカの装着する位置も外側にするのが効果的です。
特に手先の防寒対策はしにくいので、グローブ+巻きポカで乗り切りたい。
ほんとうに手が寒いと、痛くて、震えて釣りになりませんからね。
潮の向きや、どのレンジ探っているのか、もう何をしているのかもわからなくなります。
寒すぎて帰りたくなります。
ただ弱点もあります。
それは巻きポカ自体が分厚いことです。
これは巻きポカが筒状になっているから。
普通の長袖の下に装着すると、パンパンになります。
その状態だと、手首が締め付けられてめちゃくちゃ熱くなります。
なので長袖は巻きポカに被らないよう、捲る必要があります。
ヒートテックなんかは9分袖なので、袖の短いものであればこの影響はありません。
フリースも少しゆとりのあるものであれば問題ありませんが、私が持っている登山用のフリースは袖までピタッと絞り気味なので、巻きポカ装着時には着れません。
この問題は、巻きポカが筒状になっているからで、足首用のようにベルト状にできれば解決できそうです。
筒状になっているのは、マジックテープを縫う過程で、両端も同時に縫い合わせているから。
なので、一度マジックテープの縫い糸と全部ほどいて、ベルト状にしてから再度マジックテープだけを縫えば完成です。
でもこれなら足首用はもともとベルト状なので、足首用を手首に使えばと思いましたが、足首用の巻きポカは少し長めなので、手首にまくと3重になる個所が出てきて分厚くなってしまいます。
手首が太い人なら、足首用でも問題ないかもしれません。
または足首用の巻きポカを、短くリメイクするという方法もよさそうです。
ただ、どちらにしても手首に巻くときの装着性は低下します。
普通のカイロも仕込める
巻きポカは、専用温熱シート以外のカイロは使わないでねと書いてあります。
これは専用温熱シートは、肌側に熱を効率的に伝える素材を使用しているから、巻きポカ専用に温度調整されたシートであるからと説明書きされています。
そこで普通のカイロでも仕込めるのか試してみたところ、普通にピッタリ入れることができました。
試したのは「桐灰カイロ ミニ」です。
専用温熱シートと仕様の差を見てみました。
専用温熱シート | 桐灰カイロ ミニ | |
最高温度 | 60℃ | 63℃ |
平均温度 | 48℃ | 53℃ |
持続時間 | 6時間 | 10時間 |
サイズ | 9x7cm | 9.5x7cm |
定価 | 10個入り ¥340 | 10個入り ¥550 |
専用温熱シートのほうが、少し控えめに調整されています。
肌面に効率よく熱を伝える素材を使用していると書かれているので、通常のカイロより控えめの設計なのでしょうか。
サイズはほぼ同じですが、形状に違いがあります。
価格も専用温熱シートの方が控えめなので、素直に専用温熱シートを使う方がいいです。
釣りの防寒対策-巻きポカ-
寒い時季の釣りも巻きポカを使えば、快適とまではいかなくても、集中できる時間は増やせます。
手が震えて当たりなんか全然分からん!ということも減ります。
寒い時季ももう少し釣りしてみませんか?
もう一度言いますが、手だけでも¥700で、この費用対効果は抜群です。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
う~、水温が下がってきて釣果が渋い!
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