今回は、新しく購入した「トレールアクションジャケット」をレビューしていきます。
夏も終わり、そろそろ朝晩冷えてくるこの時季にピッタリな、薄手のフリース。
1枚持っていれば、アウターとしても中間着としても活躍する汎用性の高い一品です。
いつものように、サイズ感や実寸、着心地やモンベルでの位置づけを紹介。
この記事を読めば「トレールアクションジャケット」がきっと気になると思います。
トレールアクションジャケットとは
概要
トレールアクションジャケットとは、モンベル独自の素材「ストレッチ クリマプラス」を生地に採用したフリースジャケット。
フリースの中では薄手の部類で、ジャケット以外にも、パーカ、タイツ、グローブなど様々なラインナップがあり、総じてトレールアクションシリーズと呼ばれています。
特徴
トレールアクションジャケットは、「ストレッチ性」「保温性」に優れ、様々なアクティビティでその真価を発揮します。
少し肌寒い時期にはアウターとして、冬にはダウンジャケットなどのインナーとして活躍してくれます。
生地表面はサラサラしているので、アウターを羽織る時も滑りが良く、重ね着しやすいです。
・ストレッチ性
トレールアクションジャケットのストレッチ性は、縦横の2方向に効いています。
アクティブな動作でもストレスがなく快適。
実際、何週間か着てみましたが、とても動きやすくジャージの様な着心地で重宝しています。
・保温性
生地裏面が起毛になっているので、着た瞬間から温かく肌触りも良いです。
ジッパーもトップまで閉じれば首元まで温かく、両手もポケットにつっこめば、それなりに暖がとれます。
ウェア内の蒸れも逃げるよう、通気性もある程度確保されているので快適。
ただ、防風性はなく、ドローコードもないので、風の強い状況には不向きかもしれません。
価格
価格は¥9,020
これだけ機能が揃っているので、個人的には妥当な価格だと思います。
何よりサイズ感がよかったので、これから長い付き合いになりそうです。
他のトレールアクションシリーズのタイツやグローブも気になっています。
カラー展開
出典:モンベル
トレールアクションジャケットのカラー展開は4種類。
モンベルのカラー展開にしては珍しく、黒があります。
ただ胸ポケット部のファスナーは青ですが。
やはりちょっと尖ったカラー展開です。
活躍場面は無限大
釣りや登山はもちろん、キャンプなどの屋外アクティビティで活躍の場面が多くなりそうです。
ストレッチクリマプラスの素材を生かし、動きの多い場面で大いに期待。
もちろん屋外だけでなく、通勤やお出かけ時にも気軽に使える携帯性や着心地も備えています。
畳めば結構コンパクトになり、スタッフバッグに詰めれば更に携帯性があがりそうです。
とりあえず真夏以外は、クローゼットに仕舞うことはなさそうです。
ジャケットとパーカで迷った
出典:モンベル
トレールアクションジャケットは、パーカもラインナップされています。
その名も「トレールアクションパーカ」
パーカーじゃなくてパーカ、トレイルじゃなくてトレール。
しかもパーカの黒は完全な黒。どうしたモンベル!君らしくないじゃないか。
特徴や着心地はもちろん同じ、フードがあるかないかの違いです。
フードの利点は、小雨や日差しなどから頭を守ってくれること。
それ故に、フードが邪魔で携帯性が落ちること、中間着としては使いにくいことが欠点です。
この利点と欠点を天秤にかけ、どちらを購入するか迷いましたが、今回は、携帯性、中間着としての欠点のほうが致命的だったので、トレールアクションジャケットに決めました。
もっとも、余裕のある人なら両方買ってしまうんでしょうね。
羨ましい。
トレールアクションジャケットの温かさは?
出典:モンベル
トレールアクションジャケットの温かさの位置づけですが。
モンベルHPにフリースの保温性ランク表があります。
こういうの本当に助かります。
結局どれが暖かいの?に答えてくれています。
今回購入したトレールアクションジャケットは、モンベルのフリースの中では下から2番目の温かさです。
最も薄手のシャミースジャケットも店舗で試着しましたが、生地の薄さはトレールアクションジャケットと同じくらいだと感じました。
ただ重量は
シャミースジャケット:245g
トレールアクションジャケット:344g
となっていて、生地の重量に100gも差があるということは、やはりトレールアクションジャケットのほうが、断然温かいようです。
屋外で冷える環境で着比べれば、その差が体感できるかもしれません。
しかしシャミースジャケットには「ライニングモデル」といって、裏地にナイロン生地を施し防風性を高めているモデルがラインナップされていて、こちらがかなり気になっています。
両方購入しても、使い分けがはっきりできそうです。
温かさ以外のトレールアクションジャケットとシャミースジャケットの違いは、ストレッチ性が横方向だけなのか、縦横2方向なのかが大きな違いとなっているようです。
この保温性ランク表で私が他に持っているのは、クリマエアジャケットです。
クリマエアジャケットは冬~真冬のインナーとして活躍しています。
この表を見ると、あとクリマプラス100、クリマプラス200も気になるところです。
クリマプラス200には「ライニングモデル」もあるので、購入するとすればこちらが気になります。
「ライニングモデル」であればアウターとしての活躍場面が倍増すること間違いなさそうです。
また裏地の滑りも良くなるので、重ね着もスムーズにできるという利点も大きそうです。
トレールアクションジャケットのサイズ感
今回私が購入したのは「S」サイズ。
トレールアクションジャケットのサイズラインナップは、S.M.L.XLの4段階。
その中でも最小のサイズです。
私の体型
・身長:167㎝
・体重:52㎏
・胸囲:83㎝
「S」サイズでのサイズ感は、これ以上ないくらいGOODでした。
ちなみにシャミースジャケットの方も「S」を試着しましたが、同様のサイズ感でした。
サイズ感がいいだけに、シャミースジャケットとトレールアクションジャケットのどちらにするか、かなり迷いました。
どこも締め付け感はなく、かといってダボついているところもありません。
インナーはロンTのみの状態。
腕まくりは少しキツイです。
肘手前くらいまではすんなりと上がりますが、そこからは少しキツイです。
これはストレッチ性がなかったら、もっとキツかったのでしょう。
決め手は、トレールアクションジャケットのほうが表面が滑らかで、重ね着しやすいと感じたからです。
トレールアクションジャケットの実寸
実寸はご覧のようになっています。
あくまで素人採寸ですので、参考までに。
トレールアクションジャケットの画像レビュー
裏起毛で温かいですが、ゴワつきはなくロンTくらいのコンパクトさで携帯性にも優れています。
バックパックに忍ばせておくならコレ。
旅行の時なんかも、携帯しやすく寝巻としても活躍できそうです。
袖口にサムホールがあるので、親指を入れて手の甲の冷えを防ぐことができます。
かといって袖丈が長めに作られているわけでもないので、ストレスはありません。
ファスナーは説明不要の「YKK」製。
裏面は裏起毛であることはお伝えしましたが、ポケット部はメッシュになっています。
ポケット生地は全方向縫製されていて、丁寧な仕事が伺えます。
裏地の起毛は温かいですが、毛玉などはどうでしょうか。
何度か洗濯していますが、今のところキレイな状態です。
まとめ
以上、トレールアクションジャケットのレビューでした。
温かくストレッチも利いていて、汎用性の高いトレールアクションジャケット。
一着持っていれば、秋~春に活躍すること間違いなしです。
手放せなくなりそうです。
この記事を読んで気になった方は是非、実店舗で試着してその着心地を試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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