各メーカーからセンサー付きのヘッドライトが出ていますが、「使いやすいのかな?」「誤点灯したりしないのかな?」と気になっていませんか?
わたしも気になってゼクサスのセンサー付きヘッドライトを買いましたが、これが快適でずっと使っています。
濡れた手や冬手袋をしていると、どうしてもスイッチが押しにくいですが、サッと手をかざすだけで点灯/消灯ができるので夜釣りがグッと快適になります。
この記事ではゼクサスのセンサー式ヘッドライトZX-230のレビューを紹介します。ZX-230はすでに販売終了ですが、各メーカーのセンサー式ヘッドライトをピックアップしているので参考にしてみてください。
ゼクサスZX-230の仕様
| 仕様 | ZX-230 |
|---|---|
| 明るさ | 125ルーメン |
| 点灯時間 | メインLED:8~80時間 サブ電球色LED:40時間 |
| 使用電池 | 単4形アルカリ乾電池×3本 |
| ヘッド角度 | 90度調節可能 |
| 防水性能 | IPX4 |
| 本体質量 | 106g(電池含む) |
| 価格 | 4,400円 |
明るさは125ルーメン

明るさはやや控えめの125ルーメンですが、スポット照射・ワイド照射を切り替えできるので、タモ入れなどピンポイントで強い光が欲しいときに便利です。
ライトの強さは無段階で調節可能。点灯後、電源スイッチ長押しで徐々に暗くなっていきます。
明るさメモリー機能も搭載されているので、再点灯した場合も設定した明るさを維持してくれます。

電球色LEDにも切り替え可能で、手元作業などメインLEDでは明るすぎる場合に重宝します。
ライトを消灯したときに視界が一気に暗くなるのを和らげたりと、使いどころは多いです。
電池持ちは十分

単4電池3本で8時間以上使えるので、夜通し使っても安心できます。
充電池を使用すれば常に満充電状態で使えるので、電池残量を気にする心配がなくなります。
ただ、万が一のために予備の電池やヘッドライトは準備しておくことをおすすめします。
ヘッド角度90度調節可能

ヘッド角度は90度の範囲で、8段階で細かく調節可能。
目線の先を照らしたい時は上向きに、手元や足元を照らしたい時は下向きに調節できるので、移動時やルアー交換時など状況に応じて角度を変えられるので便利です。
IPX4の防水性能

防水の保護等級はIPX4で、小雨程度であれば問題なく使うことができます。
釣り場では急な雨や海水がかかったり、冬は霜が降りたりと濡れる場面があるので、防水性能があると安心できます。
センサー式ヘッドライトの魅力

センサー式ヘッドライトの魅力は、スイッチに触れることなく点灯・消灯ができることです。
ライトの左右にセンサーがあり、右から左、または左から右へ手をかざすと点灯・消灯します。
センサーから離れすぎると反応しませんが、大体10cm以内の距離で手をかざせば反応してくれます。
濡れた手や魚を触って汚れた手など、スイッチに触れたくない場面でもサッと手をかざすだけで点灯してくれるので、夜釣りが快適になります。
他にも、手袋をしているとスイッチが押しづらいですがセンサー式なら操作が楽。スイッチを押す機会が減るので、結果的にヘッドライトの寿命が長持ちするのも隠れた魅力です。

センサー自体のON/OFFも可能で、OFFにしておけば普通のヘッドライトと同じように、電源スイッチで点灯・消灯させることも可能です。
釣り場でのレビュー

最大でも125ルーメンと控えめな性能ですが、実際は結構明るいです。
これひとつでも安心して夜釣りを楽しめます。


ワイド照射とスポット照射の違いです。
スポット照射は範囲が狭くなる代わりに、明かりが強くなります。
普段はワイド照射で使うことが多いですが、タモ入れなどある程度距離があり大切な場面ではスポットに切り替えることがあります。

手元作業も十分な明るさで、ラインの結束もしやすいです。
アジングのようなジグ単のアイに4lbの細いラインでも、くっきり見えるので結びやすいです。

明るさは十分でくっきりした視界を確保できるので、夜釣りには最適。
たとえスイッチを押せる状況でも、手をかざすだけで操作できるのは快適すぎて手放せなくなります。
ヘッドライト以外の使い方
ネックライトとして使う

首から下げればネックライトになります。ヘッドライトが苦手という方でも使うことができます。
その場合、逆さまに付ければヘッド角度を調節して、前方や手元を照射することができるので快適です。
ただ、センサーが体の正面にくるので意図せず点灯・消灯することがあります。ロッド操作やファイト中にセンサーにかからないように気を遣う必要があります。
ライフジャケットに装着して使う

ヘッドバンドを外し、ベルクロに交換することでライフジャケットに装着することができます。
ヘッドライトは頭が圧迫されて嫌という方も、この使い方なら楽に装着できます。


ベルクロは100均にもありますし、リーニアのD-RINGならしっかり装着できます。
頭に付けるより楽だったり、より手元を照らしやすいので釣りが快適になります。
ヘッドライトとライフジャケットで、メイン+サブの2台体制にすれば、明るさや操作性、電池持ちなど実用性も大幅に上がります。
センサー式ヘッドライトのメリット・デメリット
デメリット:意図しない点灯に注意
ネックライトやライフジャケットに装着していると、どうしても誤点灯してしまう時があります。
特にファイト中に点いたり消えたりすると気が散って集中できなくなります。
その場合は、ネックライトならバンドの長さを調節したり、ライフジャケットなら装着する位置を工夫して、ロッドワークの動線にセンサーがかからないようにすれば誤点灯を減らすことができます。
それでもどうしてもセンサーにかかる場合は、やはりヘッドライトとして使うほうがよさそうです。
メリット:操作性が抜群

スイッチに触れず、かざすだけで点灯・消灯ができるのは、やはり便利です。
手が汚れている、手袋をしている時なんかも気にせず、サッとライトをつけることができるので、夜釣りの快適性が一気に上がります。
点灯モードも記憶してくれるので、任意の明るさで再点灯できるのも便利な点です。
センサー式ヘッドライトはこんな人におすすめ

センサー式ヘッドライトは、少しでも操作性を上げたい人にぴったりです。
夜釣りでは手が汚れたり濡れたり、冬は手袋でスイッチが押しにくかったりと、細かいストレスが多いもの。
センサー式ならスイッチに触れずに点灯・消灯できるので、「汚れた手でヘッドライトを触りたくない」「手袋だと押しづらい」といった悩みを一気に解決してくれます。
操作のわずらわしさから解放されたい人に、とても相性のいいライトです。
おすすめのセンサー式ヘッドライト
今回紹介したゼクサス「ZX-230」はすでに販売終了になっています。
現在も販売されている中で、釣りに使えるおすすめのセンサー付きヘッドライトをいくつかピックアップしたので、参考にしてみてください。
ジェントス:デルタピーク DPX-518H

| 仕様 | DPX-518H |
|---|---|
| 明るさ | 670ルーメン(High) 400ルーメン(Mid) 25ルーメン(Eco) |
| 点灯時間 | 4.5時間(High) 8時間(Mid) 57時間(Eco) |
| 使用電池 | 単3形アルカリ電池×3本 専用リチウムポリマー充電池 |
| ヘッド角度 | 40度可動式ヘッド |
| 防水性能 | IP64準拠 |
| 本体質量 | 203g(電池含む) |
| 価格 | 5,100円(Amazon調べ) |
ジェントスのモーションセンサー搭載モデルです。
センサー部に手をかざすだけで点灯/消灯ができ、手が汚れている時やスイッチが押しにくい状態でも操作ができます。
フォーカスコントロールもついていて、スポット・ワイド照射の切り替えも可能。
後部認識灯も搭載されていて、自分の位置を周りに知らせることができ、無用なトラブルを回避できます。
製品の詳細はジェントス公式商品ページで確認してみてください。
フィリップス:ヘッドランプ SFL3342RH

| 仕様 | SFL3342RH/96 |
|---|---|
| 明るさ | 450ルーメン(High) 120ルーメン(Mid) 24ルーメン(Low) |
| 点灯時間 | 3.5時間(High) 8.5時間(Mid) 25時間(Low) |
| 使用電池 | USB-C充電式 |
| ヘッド角度 | 145度可動式ヘッド |
| 防水性能 | IP44 |
| 本体質量 | 60g |
| 価格 | 3,480円(Amazon調べ) |
フィリップスの赤外線センサー搭載モデルです。
釣りメーカーではないものの、登山やキャンプなどのアウトドア全般に使うことができます。
光量も十分、充電式なので使いやすく防水性能もしっかりあるので、釣りにも十分使用可能です。
まとめ
センサー式ヘッドライトは、スイッチに触れずに操作できるだけで、夜釣りの快適さが大きく変わります。
とくに冬場の手袋や、ルアー交換で手が濡れているときほどその利便性を実感します。
ZX-230はすでに販売終了モデルですが、同じように扱いやすいセンサー式ライトは各メーカーから多数発売されています。
夜釣りをもっとストレスなく楽しみたい方は、ぜひ一度センサー式ヘッドライトを試してみてください。
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