
「ヘッドライトの赤色ライトって暗いなぁ」
「でも、白色ライトを点けると魚にプレッシャーがかかるし…」
夜釣りをしていると、一度はこんな悩みを持ったことがあると思います。
赤色の光は魚に見えにくいとされていて、夜釣りでは多くの人が使っています。
ただ、ヘッドライトのサブで付いている赤色LEDは10ルーメン程度のものが多く、高ルーメンのものは数が少なく、探してもほとんど見つかりません。
そこでこの記事では、赤色LED100ルーメン以上あるヘッドライトを、明るい順にまとめて紹介します。
赤色LED特化型や、白と赤のバランスがいいモデルなどあるので、自分がコレだ!と思うライトを見つけてみてください。
赤色LED100ルーメン以上のヘッドライト3選
赤色130ルーメン:ゼクサス ZX-195X

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 明るさ:赤色 (lm:ルーメン) | 約130lm(100%時) |
| 明るさ:白色 (lm:ルーメン) | 約180lm(100%時) |
| 点灯時間:赤色 (100%~10%) | 約3.5時間~約28時間 |
| 点灯時間:白色 (100%~10%) | 約11時間~約82時間 |
| 使用電池 | 単4形アルカリ乾電池×3本 専用充電池ZR-01+ |
| 本体質量 | 約50g(乾電池込み約83g) |
| 防水性能 | IPX4相当 |
冨士灯器の釣り用ヘッドライトブランド「ゼクサス」から発売されているZX-195Xは、赤色LEDに特化したモデルで、最大約130ルーメンという圧倒的な明るさを持っています。
明るさも無段階で10%~100%の間で調節可能。段階的な切り替えではなく、明るさを細かく調節することができます。
さらに、スポット照射とワイド照射を切り替えられるため、手元作業から広範囲の確認まで幅広くこなすことができます。
ヘッドベルトに加えてベルクロベルトも付属しているので、ヘッドライトやネックライトだけでなく、ゲームベストへの装着も可能になっています。
赤色125ルーメン:シーボンズ ヘッドライト
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 明るさ:赤色 (lm:ルーメン) | Hiモード:125lm Loモード:35lm |
| 明るさ:白色 (lm:ルーメン) | Hiモード:1000lm Loモード:120lm |
| 点灯時間:赤色 | Hiモード:約4時間 Loモード:約11時間 |
| 点灯時間:白色 | Hiモード:約2時間15分 Loモード:約14時間 |
| 使用電池 | リチウムイオン電池 2600mAh |
| 本体質量 | 117.5g |
| 防水性能 | IP66 |
釣具メーカーのシーボンズから発売されているヘッドライトは、赤色LEDが最大125ルーメンと十分に明るいだけでなく、白色LEDも最大1000ルーメンという圧倒的な光量を備えています。
ライトの点灯方法に工夫があり、赤色ライトは長押し、白色ライトは単押しと明確に分かれているため、どちらのライト色からでも迷わず点灯できます
また、防水性能はIP66と高水準で、大雨や波しぶきを気にせず使える安心感があります。
赤色100ルーメン:がまかつ LEHL251WR

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 明るさ:赤色 (lm:ルーメン) | 100lm 60lm 30lm 1lm |
| 明るさ:白色 (lm:ルーメン) | 250lm 115lm 75lm |
| 点灯時間:赤色 | 100lm:約2.5時間 60lm:約4時間 30lm:約8時間 1lm:約60時間 |
| 点灯時間:白色 | 250lm:約3.5時間 115lm:約6時間 75lm:約9時間 |
| 使用電池 | リチウムポリマー1500mAh |
| 本体質量 | 約70g |
| 防水性能 | IPX4 |
釣具メーカー・がまかつ(LUXXE)から発売されているLEHL251WRは、赤色LED最大100ルーメンという明るさを持つ赤色灯特化モデルです。
明るさも4段階で切り替えでき、手元作業から周囲の確認までしっかり照らすことが可能です。
特徴は、赤色ライトと白色ライトのスイッチが独立していること。
操作がシンプルなので、誤って白色ライトを点けてしまう心配が少ないのが大きなメリットです。
また、本体重量が約70gと軽量なので、一晩中装着していても疲れにくいのも魅力です。
ベルトはバックル付きになっているので、ヘッドライトとしてもネックライトとしてもサッと装着できる使い勝手の良さがあります。
3モデルを徹底比較

「結局、自分に合うヘッドライトはどれだろう?」
赤色LEDはどのモデルも優秀です。
ここからは、赤色LED以外の性能や機能を比較していきます。
3モデルの性能を比較表で確認
| 項目 | ゼクサス ZX-195X | シーボンズ ヘッドライト | がまかつ LEHL251WR |
|---|---|---|---|
| 明るさ:赤色 (lm:ルーメン) | 130lm (100%時) | Hi:125lm Lo:35lm | 100lm 60lm 30lm 1lm |
| 明るさ:白色 (lm:ルーメン) | 180lm (100%時) | Hi:1000lm Lo:120lm | 250lm 115lm 75lm |
| 点灯時間:赤色 | 約3.5~28時間 (100~10%) | Hi:約4時間 Lo:約11時間 | 100lm:約2.5時間 60lm:約4時間 30lm:約8時間 1lm:約60時間 |
| 点灯時間:白色 | 約11~82時間 (100~10%) | Hi:約2時間15分 Lo:約14時間 | 250lm:約3.5時間 115lm:約6時間 75lm:約9時間 |
| 使用電池 | 単4形アルカリ×3本 または 専用充電池ZR-01+ | リチウムイオン電池 2600mAh | リチウムポリマー1500mAh |
| 本体質量 | 乾電池込み 約83g | 117.5g | 約70g |
| 防水性能 | IPX4相当 | IP66 | IPX4 |
赤色ライトの明るさを比べると、一番明るいのはゼクサスで130ルーメン。シーボンズも125ルーメンあるので、体感的にはかなり近い性能です。
白色ライトの明るさは、シーボンズの1000ルーメンが他2モデルと比べて圧倒的に明るいです。
白色もメインで使いたい人にはかなり魅力的です。
点灯時間もチェックしておきたいポイント。
ゼクサスとシーボンズは長めで、夜通し使っても安心できる性能。一方、がまかつはやや短めですが、その分重量が軽く、装着の負担が少ないのが特徴です。
使用電池はゼクサスが、乾電池と充電池の両方に対応しています。予備の電池があれば電池切れにも対応できるので安心できます。
3モデルの機能を比較表で確認
| 項目 | ゼクサス ZX-195X | シーボンズ ヘッドライト | がまかつ LEHL251WR |
|---|---|---|---|
| 操作性 | 白→赤→消灯 | 単押し:白色 長押し:赤色 | 赤白のスイッチが独立 |
| スポット・ワイド 照射切り替え | あり | なし | なし |
| ネックライト | 可能 | 可能 | バックル標準搭載 |
| メモリー機能 | あり | あり | あり |
| バッテリー残量表示 | なし | あり | あり |
| 充電方式 | USB-C ※ZR-01+の場合 | USB-C | USB-C |
| 価格 | 4,480円 (Amazon最安時) | 5,024円 (Amazon最安時) | 3,130円 (楽天市場) |
| 保証 | 購入日より1年間 無料修理 | 30日:全額返金 100日:修理保証 | 購入日より1年間 |
次は機能面も比較していきます。
操作性が良いのは、がまかつのヘッドライト。赤色と白色のスイッチが独立しているので操作が分かりやすく、押し間違いが起きにくいです。
シーボンズはスイッチの押し方で赤色と白色を分けています。単押しが白色、長押しが赤色でどちらのライト色からでも点灯できます。
照射範囲の切り替えができるのはゼクサスだけ。スポット照射とワイド照射を使い分けられるので、手元から広範囲まで幅広く照らすことができます。赤色ライトをメインで使いたい人には、かなり魅力的な機能です。
装着のしやすさは、ベルトがバックル付きになっているがまかつです。
特にネックライトとして使うときや、フード付きのウェアを着ているときはバックルがあれば簡単に装着することができます。
価格については、どのモデルも性能を考えるとコスパはかなり優秀です。
あとは「どの機能を重視するか」で選んでみてください。
タイプ別に選ぶおすすめモデル
赤色LED特化型なら:ゼクサス ZX-195X
最大130ルーメンの赤色LEDを搭載していて「赤色ライトは暗い」というイメージを完全に覆してくれます。「とにかく明るい赤色ライトが欲しい」という人におすすめです。
明るさだけでなく、スポット照射とワイド照射を切り替えられるので、手元作業から広範囲まで赤色ライトだけで対応できるのも強み。
赤色ライトをメインライトとして使いたい人にとって、ZX-195Xは最も完成度の高いモデルです。
一方で、白色LEDが最大180ルーメンなので少し心配という人も多いと思います。その場合、明るい白色ライトとZX-195Xの2台持ちで解決。万が一の電池切れや故障にも対応できて夜釣りの安心感が一気に高まります。
赤色も白色も妥協なし:シーボンズ ヘッドライト
最大125ルーメンの赤色LEDに加え、最大1000ルーメンの白色LEDも搭載。これ1台で赤色も白色も高いレベルで使える最強のヘッドライトです。
耐久面でも強く、防水性能はIP66で大雨の中でも問題なく使うことができます。
ボディにはアルミ合金素材が使われていて、万が一落としてしまっても安心。ハードな釣りにも対応できる1台になっています。
「赤色ライトも白色ライトもどちらも妥協したくない」「安心できる耐久性が欲しい」という人に最適なヘッドライトです。
軽量性とコスパなら:がまかつ LEHL251WR
最大100ルーメンの赤色LEDに、白色LEDは最大250ルーメン。加えて本体重量は70gの軽量性を兼ね備えたヘッドライトです。
価格も3,000円台と手が出しやすく、「軽量性」と「コスパ」を重視する人には最適なヘッドライトです。
使いやすさにも工夫があります。
赤色ライトと白色ライトのスイッチが独立していて、操作がシンプルで誤点灯が起きにくいです。
さらに、ベルトにはバックルが付いているので、ヘッドライトはもちろん、ネックライトとしても簡単に装着することができるのでかなり便利です。
赤色LEDの選び方まとめ
赤色LEDは魚にプレッシャーを与えにくく、夜釣りでは欠かせないライトです。
今回紹介した3モデルは、赤色LEDが100ルーメン以上あり、赤色ライトをメインで使っても不満が出にくいヘッドライトです。
選ぶポイントはシンプルで、何を重視するかで決めればOKです。
・赤色LEDの明るさ優先
→ゼクサス ZX-195X
・赤も白も1台で完結させたい
→シーボンズ ヘッドライト
・軽量性とコスパ重視
→がまかつ LEHL251WR
自分の釣りスタイルに合った1台を選んで、夜釣りをもっと快適に楽しんでください。
コメント