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夜釣り用ヘッドライトの選び方!失敗しないためのポイントとおすすめモデル

夜釣り用ヘッドライトは種類が多く、どれを選べばいいか迷ってしまう人は多いと思います。
「明るさはどれくらい必要?」「乾電池式とバッテリー式どっちがいい?」など、ヘッドライトによって違いも様々です。

そこでこの記事では、わたしの経験も踏まえ、夜釣りで失敗しないための選び方のポイントと、おすすめヘッドライトを紹介します。

必要な性能がすぐに理解でき、あなたに合った一台がきっと見つかるはずです。

夜釣りに必要な性能・機能を知ろう

明るさ

ヘッドライトを使う場面は大きく3つあり、それぞれ必要な明るさ(ルーメン)が異なります。

・移動時:200ルーメン以上
・手元作業:20ルーメン前後
・タモ入れ:200~400ルーメン

まず移動時は、最低でも200ルーメン、理想は400ルーメン以上あると安心です。
夜釣りは、常夜灯がある釣り場でも足場が暗く、ヘッドライトがあることで転倒や仕掛けの絡みといったトラブルを避けることができます。

一方、ルアー交換などの手元作業では、20ルーメン前後の控えめな明るさが最適です。
明るすぎるライトは手元が反射して眩しかったり、魚に余計なプレッシャーを与えてしまいます。手元だけを照らす用途なら、弱モードのほうが作業しやすいことが多いです。

タモ入れ時は常夜灯のある釣り場なら200ルーメン以上あれば十分ですが、闇夜の釣り場では400ルーメン以上欲しいところです。特に闇夜の防波堤で明かりが足りないと、魚がタモに入ったかどうかかなり見づらいです。

なお、多くのヘッドライトは複数の明るさモードを切り替えられるため、場面ごとに必要な明るさに対応できるかどうかを購入前にチェックしておくと失敗しません。

赤色LED

赤色の光は魚に見えにくいと言われており、明かりは欲しいがプレッシャーを与えたくない場面で役立ちます。

夜釣りの最中も赤色LEDを点灯しておけば、周囲に自分の位置を知らせることができるので、お互いの位置を把握でき、オマツリなどの無用なトラブルを回避することができます。

さらに、赤色LEDはラインの動きや巻き上げてきたルアーの位置を確認できるため、夜釣り全体の快適さを大きく向上させてくれます。

電池方式

電池方式は2種類あります。
昔は乾電池式しかありませんでしたが、現在はバッテリータイプが主流になりつつあります。

・乾電池式
長所
 ・コンビニや100均などで入手しやすい
 ・予備の乾電池を持っておけば電池切れの心配がない
 ・電池切れ間近になるとライトが暗くなるので分かりやすい
短所
 ・重たくなりがち(単4は1本あたり11g)
 ・電池残量が把握しづらい
 ・予備を常に持っておかないと不安

・バッテリータイプ
長所
 ・USB充電なので場所を選ばず充電できる
 ・常に満充電状態で釣りに行ける
 ・電池残量が把握しやすい
 ・最後まで明るい
短所
 ・充電を忘れると悲惨
 ・予備のバッテリーが高額

乾電池式、バッテリー式どちらを選ぶかは好みによります。自分の釣りや生活スタイルに合うものを選ぶと失敗がありません。

また、乾電池とバッテリー両方使えるハイブリッドタイプもあります。両方のメリットを生かせるため、迷って決めきれない場合にはこのタイプがおすすめです。

もうひとつ、乾電池をエネループなどの充電池で使う方法もあります。現在はAmazonなどのニッケル水素電池が安価で手に入りやすいので候補に入れてみるのもアリです。

重さ

・高性能・高機能:180g程度
・標準的な性能:100g前後
・軽量コンパクト:50g程度

ヘッドライトは高性能・高機能になるほど重くなり、軽くてコンパクトなものは性能や機能が絞られていきます。

一晩中つけていると、わずかな重さでも首や頭の疲れにつながり、ベルトの圧迫感がストレスになることもあります。まずは自分にとって快適な重さのヘッドライトを選ぶことが大切です。

どうしても迷う場合は、まずは軽量コンパクトなヘッドライトを選ぶのがおすすめです。あとでより高性能なモデルを買い足しても、軽いモデルは予備ライトやネックライトとして使うことができるので無駄にならないからです。

防水性能

突然の雨や霜、海水がかかることのある釣りでは、防水性能があると安心です。

防水性能を表す基準は「IPXX(Xは数字)」で表記されています。
例えば「IP64」なら一桁目の「4」が防水性能を表しています。

数字水の入りにくさ
0無保護
1鉛直に落下する水滴が入らない
215度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴が入らない
3鉛直から両側に60度までの角度で噴霧した水によって機能が影響を受けない
4あらゆる方向からの水の飛沫によって機能が影響を受けない
5あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない
6強力なジェット噴流水による噴流水によっても機器が影響を受けない
7一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない
8継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない

夜釣りで使うのであれば防水性能は「4」以上は欲しいところです。
4なら小雨程度まで耐えることができ、5以上であれば通常の降雨でも問題なく使用できます。

価格

ヘッドライトは、100均で買えるものから1万円を超える高価格帯まで幅広くあります。

高性能・高機能なモデルは高額になりますが、スタンダードなモデルでも価格以上の性能を持つものが多く、コスパに優れています。軽量コンパクトタイプは比較的安価ですが、必要な機能はしっかり備わっているのが魅力です。

必ずしも高いモデルが正解とは限りません。性能を盛りすぎるとオーバースペックになりやすいため、「自分の釣りに必要な性能」と「予算」のバランスで選ぶことが、失敗しないコツです。

・高性能・高機能:1万円~
・スタンダードなモデル:5,000円前後
・軽量コンパクト:3,000円以下

可変ヘッド

ヘッドの角度を調節できる「可変ヘッド」は、自分の目線を照らすことができるので使い勝手が格段に上がります。手元を照らしたい時は下向きに、移動する時は遠くを照らすように上向きにできます。角度も多段階で細かく調節でき便利です。

ほとんどのヘッドライトで「可変ヘッド」が採用されていますが、中には可変ヘッド無し、固定式のヘッドライトもあるので購入前にチェックしておくと失敗がないです。

自分に合ったヘッドライトの選び方

結局どのヘッドライトがいいのか迷う方におすすめのモデルを紹介します。

明るさ重視、軽さ重視、コスパ重視などで選んでいるので、自分に合ったヘッドライト探しの参考にしてみてください。

高機能・高性能モデル

出典:ゼクサス
明るさ最大1200ルーメン(メインLED+電球色LED)
最大980ルーメン(メインLED)
赤色LED15ルーメン
電池方式バッテリー式 USB-C充電
点灯時間6時間(100%)
35時間(10%)
重さ約180g(電池含む)
防水性能IPX4

ゼクサスのフラッグシップモデル「ZX-R730」はヘッドライトの中でも人気のモデルです。
明るさは最大1200ルーメンあり、メインLEDのみでも最大980ルーメンあります。
明るさは5%~100%の間で細かく調節可能。
スポット照射とワイド照射を切り替え可能なフォーカスレンズも搭載しています。

また、ヘッドバンドの他に付属のベルクロベルトを使えばライフジャケットにも取り付け可能です。

詳細はゼクサス公式商品ページ

赤色LED重視

出典:がまかつ
明るさ250・115・75ルーメン
赤色LED100・60・30ルーメン
電池方式バッテリー式 USB-C充電
点灯時間白色LED 3.5・6・9時間
赤色LED 2.5・4・8時間
重さ約70g(充電池含む)
防水性能IPX4

がまかつの赤色LEDに特化したヘッドライトで、赤色灯の明るさは最大100ルーメンもあります。
一般的な赤色LEDは2~20ルーメンが多いため、赤色の弱さに不満がある人には魅力的なヘッドライトです。
白色LEDは最大250ルーメンと少し控えめですが、夜釣りでは十分使える明るさです。

また、バッテリー残量が分かるインジゲーター付きで安心できます。

詳細はがまかつ公式商品ページ

軽さ重視

出典:ジェントス
明るさ350・170・70・5ルーメン
赤色LED2ルーメン
電池方式バッテリー式 USB-C充電
点灯時間白色LED 2・3・4・40時間
赤色LED 20時間
重さ約52g(充電池含む)
防水性能IPX5

ジェントスのスターゲイザーシリーズでわずか52gという軽さです。一晩中付けていても負担がなく、付けていることを忘れるほどの軽さです。

小型コンパクトながら、明るさも最大350ルーメン、赤色LED付き、可変ヘッド、IPX5の防水性能で、夜釣りに必要な機能は備わっています。

価格も2,000円以下でコスパも良く、軽量ヘッドライトの中でもおすすめできるモデルです。

詳細はジェントス公式商品ページ

ジェントス最軽量のCP-01Rのレビュー記事はコチラ!

バランス重視

出典:ゼクサス
明るさ最大400ルーメン
赤色LED最大60ルーメン
電池方式単4アルカリ×3本
ZEXUS専用電池 ZR-01+
点灯時間白色LED 3.7~37時間
赤色LED 6.5~48時間
重さ約83g(アルカリ電池)
約70g(専用バッテリー)
防水性能IPX4

ゼクサスのスタンダードモデル「ZX-195」は機能・性能共にバランスのとれたモデルです。
明るさも最大400ルーメンで十分、赤色も最大60ルーメンあり安心です。
明るさは5%~100%の間を無段階で調節可能。
電池方式がアルカリ電池と充電池の両方が使えるハイブリッドタイプで、使いやすいほうを選ぶことができます。

また、付属のベルクロベルトを使えばライフジャケットに装着することもできます。

詳細はゼクサス公式商品ページ

コスパ重視

出典:ジェントス
明るさ450・200・25ルーメン
赤色LED7ルーメン
電池方式単4アルカリ×3本
ジェントス専用充電池
点灯時間白色LED 3.5・7・35時間
赤色LED 20時間
重さ約118g(電池含む)
防水性能IP64準拠

ジェントスのWスターシリーズ「WS-643HD」は、実売2,000円前後とは思えない機能・性能で、コストパフォーマンスに優れたヘッドライトです。
最大450ルーメンの白色LEDに加え、手元作業に便利な赤色LEDも搭載。しかもアルカリ電池・エネループ・専用充電池の3種類に対応しており、自分のスタイルに合わせて電源を選べる自由度の高さが魅力です。

さらに、スポット照射とワイド照射を切り替えられるフォーカスコントロールや、角度調整できる可動式ヘッドなど、夜釣りに欲しい機能がしっかり詰まっています。

価格・性能・使いやすさのバランスが非常に良いので、どれを買うべきか迷っているならWS-643HDを選んでおけば失敗しません。

詳細はジェントス公式商品ページ

実際使っているレビュー記事はコチラ!

まとめ

ヘッドライトは夜釣りの快適さと安全性を大きく左右する重要な装備です。
この記事では選び方のポイントと、用途に合わせたおすすめモデルを紹介しました。

どのモデルも実用性が高く、初めての人でも“失敗しない”ラインナップになっています。
ぜひ自分のスタイルに合う一台を選んで、より快適な夜釣りを楽しんでください。

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