エギングにおいて軽さは武器。軽さは感度を上げ疲れを軽減してくれます。ただ軽量機種は軒並みフラッグシップ価格で手が出ません。そんななか今年発売された24ルビアスはミドルクラスでありながらクラス最軽量の150gという軽さで、エアリティーやヴァンキッシュと同一の軽さを誇るリールです。
今回はこの24ルビアスを実際使ってみて軽さはもちろん、その他の満足した点を紹介していきます。
ダイワ最軽量の150g
「24ルビアス」がどの程度軽いのかをダイワ主要リールで比較
重量 | 価格 | |
22イグジスト LT2500S | 160g | ¥103,000 |
23エアリティ LT2500S | 150g | ¥64,000 |
24ルビアス LT2500S | 150g | ¥47,700 |
23エメラルダス RX FC LT2500S | 175g | ¥32,400 |
23レガリス LT2500S-XH | 185g | ¥12,600 |
2500番のリールの中では「エアリティ」と並んで最軽量です。私が「ルビアス」を選んだ理由はフラッグシップの「エアリティ」より安かったから。両者の主な違いはボディが「ZAION(カーボン樹脂)」か「マグネシウム合金」かで、強度に差があることです。
ちなみに「シマノ」の軽量機種は
重量 | 価格 | |
23ヴァンキッシュ C2500S | 150g | ¥66,400 |
24ヴァンフォードC2500S | 155g | ¥34,200 |
ライン込みで154g
PE0.6号150m巻いた状態です。
実際エギングで使ってみて
リール単体で持ち比べただけでは単純に軽いなという印象でしたが、実際エギングしてみるとその軽さを実感できました。軽いから疲れないだけでなくロッドワークが軽快に。握りも軽くできるのでロッドから伝わってくる情報量が増えました。一度使い慣れるともう戻れなくなります。
替えスプールでも同一重量
スプール単体の重量は24g
SLPの替えスプール「SLPW LT TYPE-αスプール3」2500Sであれば同一の24gなので重量差なしで使うことができます。
巻き感の重さはメリット
巻きは滑らかなんですが少し重いと感じました。巻きが軽いリールはハンドルの重みだけで意図せず回転することがありますが、24ルビアスはハンドルを止めた位置から勝手に回転することはありません。
エギングにおいてこれはメリットであり、ハンドルが意図せず回転してしまうとフォール中のエギの姿勢を崩してしまう原因になります。これを回避するためにダブルハンドルという選択肢がありますが、24ルビアスであればシングルハンドルでも問題ありません。
ダブルハンドルとシングルハンドルの重量差15g
エギング用のリール選びで「シングルハンドル」「ダブルハンドル」どちらにするかは悩みどころ。
重量 | 価格 | |
24ルビアス LT2500S | 150g | ¥47,700 |
24ルビアス LT2500S-DH | 165g | ¥49,700 |
ダブルハンドルのメリット
・ハンドルが勝手に回らない
・ノブがふたつあるのでノールックでもつかみやすい
・ハンドルのバランスがとれているので回転が滑らか
シングルハンドルのメリット
・軽量である
・価格が抑えられる
・汎用性がある
ダブルハンドルにもメリットはありますが、ここまで軽量化に全振りしたリールであればシングルハンドル一択です。ダイワ最軽量を体験してみたいという想いもありました。
また仮にダブルハンドルにしたくなった場合はハンドルだけ注文して付け替えることもできます。社外品であれば「GOMEXUS」などが安価で評判がいいです。
ノーマルギアかハイギアか
これもリール選びの悩みどころですが、私はノーマルギアを選択しました。
ハンドル一回転巻き取り長さ | |
LT2500S | 72cm |
LT2500S-XH | 87cm |
ノーマルギアのメリット
・トルクがある
ハイギアのメリット
・ラインの回収が早い
・巻きの釣りなら感度が高い
エギングにおいてのメリット差はあまりないです。挙げるとすればキロアップなど大物がかかった場合ノーマルギアのほうがトルクがあるので寄せるのが楽です。ハイギアは感度が高いのでただ巻きエギングをする場合有利です。
パーフェクトラインストッパーが抜群に快適
ラインをストッパーの角に挟むだけですが一発で固定することができます。「カチッ」という感触もありラインが固定されたことも分かりやすいです。いままでの爪タイプのラインクリップとは雲泥の差で使いやすいです。
個人的には革命レベルのシステム。これを考えた人を表彰したいくらいです。今後リール購入の際パーフェクトラインストッパーの有無で選択肢から外れるほど快適です。
ダイワ機種には今後このパーフェクトラインストッパーが追加されていくと思うので、シマノのリールにも同様の仕組みが導入されることを願っています。
以上、24ルビアスのレビューでした。
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