筆者が愛用しているのはカリマーのイクリプス27
登山以外にも、普段のお出かけや旅行にも必ず連れて行っています。
それだけ自分にとっては便利で、すでに5年ほど使用していますがまだまだ現役で活躍しています。
今回はそんなリュックの魅力と利便性を伝えていきます。
Karrimorとは
カリマーはイギリスのアウトドアやスポーツ用品を扱う会社。
1946年設立の老舗ブランドです。
創業当初はサイクルバッグを製造していましたが、耐久性や機能性が登山家にも評価され、クライマー向けのリュックサックを手掛けるようになりました。
『karrimor』の語源は『carry more =もっと運べる』から由来しています。
eclipse 27とは
価格:15,180円
重量:760g
イクリプス27は、登山だけでなくアウトドアからタウンユースまで使用できることをコンセプトに設計されたリュックです。
A4ファイルが収納できるサイズ感や、15インチまでのノートPCも専用の収納室があります。
また、ペンや手帳などの各種ステーショナリーを収納できるオーガナイザーも備えています。
一方でチェストストラップやヒップベルト、ポールキャリアなど登山者向けのパーツにも妥協がありません。
また、各パーツは脱着可能なので不要な場合は取り外して使えます。
ちなみにイクリプスの意味を調べてみると、『イクリプス = 日食や月食など天文現象における[蝕]を意味する英語』とあります。
自分なりの解釈ですが、このリュックはどのカラーもロゴやサインの色がリュックと同色になっていて、まるでその姿を隠していることに由来するのではと考えています。
外観と各パーツの役割
全体の外観は登山っぽくもありタウンユースっぽくもあります。
どのカラーもそうですが、単一色でまとまっていてシンプルな印象です。
フロントジッパーには取り出しの多い小物などを収納できます。
リュックを前に持ってきたときに、右側にジッパーがあるので右利きの人は使いやすいよう設計されています。
筆者はタオル類を入れています。
ここに財布などの貴重品を入れておくにはセキュリティの観点から抵抗があります。
前面室のオーガナイザーには小物類をまとめて入れれます。
オーガナイザーにはペン類4本、ハンドクリームなどが入りそうな場所が1か所、手帳やスマホ、財布が入りそうな場所が1か所あります。
キーリングもあるので車や家のキーを収納できます。
筆者はヘッドライト、スマホのバッテリーなどを入れています。
メイン収納部は2室に分かれています。
背面側のPCホルダーには15インチまでのノートPCが入ります。
他にはソフトタイプのボトルを収納でき、ハイドレーションシステムとして使用できます。
メインは大きく開くことができ衣類などを収納するのに重宝します。
ポールキャリア
ストックを携帯可能です。
また、タウンユースでは細めの傘などを携帯できます。
不要な場合は取り外し可能です。
サイドコンプレッション
荷物の量に合わせて締め上げることで、安定感を高めることができます。
ボトルホルダー
左右にあり、500mlのボトルが収納できます。
入口がゴムタイプなのでホールドさせる手間がありません。
サイドレーションホール
リュック内に飲み物を入れたままでも専用のチューブから飲み物を給水することができます。
このチューブを通す穴が設計されています。
飲み物は専用のソフトパックなどに入れ、メイン収納室のノートPCホルダーに収納できるように設計されています。
チェストストラップ
ショルダーハーネスを固定することで、肩からハーネスがズレるのを防いだり左右の振れを少なくし安定した登山が可能になります。
上下に調整できるので好みの位置でホールドさせれます。
主に脇下あたりで調整するといいです。
取り外し可能。
ヒップベルト
ベルトで腰に密着させることで、リュックの重さを肩だけでなく腰に分散できます。
骨盤あたりで固定するといいです。
取り外し可能です。
お気に入りポイント
この外観がお気に入りです。
登山っぽくもありタウンユースでも違和感のないデザインです。
冒頭にも触れましたが、ロゴや製品名の刺繍も黒で統一されているのもお気に入りです。
あまりメーカーロゴやサインが主張しすぎているデザインは好きではありません。
メーカーとしてはロゴを目立たせることで宣伝にもなるのでそうしたいのでしょうが、だからこそ逆に主張していない隠しているデザインが好きです。
そういうユーザーがいることを把握していて、そういう目線で作っているのかなと思うとメーカーに対する印象が変わってきます。
2点だけ黒で統一されていない部分があります。
小さいながらもロゴワッペンが縫われています。
縫製をバラせば外せますが、これくらいは許容範囲内。
どうしても外したい時には外せるのはいいですね。
あまったストラップをワイヤーで結んでいます。
ストラップの余りが気になる方は是非オススメです。
切ってしまうのも手ですが、いざ必要になったときもこの方法なら万事OKです。
残念だったところ
残念だったとこは一点だけ。
室内も真っ黒なので視認性が悪いこと。
他メーカーのリュックでは黒の外観でも、室内は明るい色になっていて視認性が確保されているものが多いです。
この点だけは残念なポイントです。
まとめ
総じて登山からタウンユースまで使用できるリュックとしては満足しています。
同じ目的の方は検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに自分で言うのもなんですが、5年間使ったにしては綺麗だと思いませんか?
登山や旅行、普段のお出かけでも使い続けて、何度か汚れたり雨に打たれたり、一度水没もしました。
それなのに大きな汚れや、破れ、ほつれもなくバリバリの現役でまだまだいけそうです。
生地の高強度ナイロンは伊達じゃないようです。
みなさんにも長く愛用できるリュックが見つかることを祈っています。
他リュックのレビューも参考にしてみてください。
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